御祭神御朱印『文屋宮田麻呂』のお知らせ
御祭神である八柱の神様の御朱印を、毎月1種類ずつ頒布しております。
当社にお祀りしている神々は、奈良時代から平安時代にかけて、政争や策略が渦巻く中で、思いがけない冤罪により非業の最期を遂げられた悲運の方々です。
11月 文屋宮田麻呂(ふんやみやたまろ)
文屋宮田麻呂は、平安時代初期の官人です。
永和6年(839年)に従五位上に叙せられ、翌年には筑前守(現在の福岡県周辺の国司)を務めましたが、永和9年(842年)に解任されました。
その後、永和10年(843年)に新羅と通じて反乱を企てたとの罪で伊豆国へ流され、その地で亡くなったと伝えられています。
のちに無実であったことが判明し、貞観5年(863年)には神泉苑で行われた御霊会において、その霊が鎮め祀られました。
4月 井上皇后 / 5月 他戸親王 / 6月 藤原広嗣
7月 早良親王 / 8月 藤原大夫人 / 9月 橘逸勢
10月 伊豫親王 / 11月 文屋宮田麻呂
【頒布期間】令和7年4月1日 (火)~ 11月30日(日)
※過去の月に頒布した御朱印もお受けいただけますのでご希望の方はお申し出ください。
ただし混雑時やご希望の数が多い場合は、郵送対応またはお時間をいただくことがございます。
【頒布方法】直書き/書置き対応
【初穂料】 各御朱印 500円
【特典の特別御朱印】『桓武天皇』
桓武天皇は第50代天皇で、父は光仁天皇、母は百済系の血を引く高野新笠。奈良時代の平城京では仏教寺院の勢力が強くなりすぎたため、国家の安定と新しい時代の基盤を築くために、当時ほとんど開けていなかった山城国への遷都を決められました。延暦3年(784年)に長岡京を造営されましたが、天災や皇族の不幸が続いたため、延暦13年(794年)には土地の吉相(四神相応)にも配慮し、平安京へ都を改められました。
また、坂上田村麻呂を起用して東北の蝦夷を平定するなど、国家の安定にも尽力され、平安時代の礎を築かれた名君として、平安神宮にお祀りされています。
8種類すべての御朱印をお受けになった方には、「桓武天皇」の特別御朱印を授与いたします。※すべての御朱印をお受けの際に、お申し出ください。
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