年中行事
1月1日 歳旦祭
2月3日 節分祭
2月17日 祈年祭
4月28日 出世稲荷神社御例祭
6月30日 夏越の大祓
7月25日 若宮社御例祭
10月12日 宵宮祭
10月13日 秋季例大祭
渡御式
11月23日 新嘗祭
12月31日 年越の大祓
毎月1日、15日 月次祭
秋の祭礼と神輿渡御について
御霊祭は、貞観5年(863年)平安時代に神泉苑で行われた御霊会が起源で、政権争いに巻き込まれて非業の死を遂げた人々の霊を慰め、その祟りを防ぐための鎮魂の儀礼でした。当時、天変地異や疫病が流行し多くの人々が亡くなると、それは無実の罪で亡くなった霊魂の祟りと考えられていました。霊魂を鎮め災厄を祓うための儀式として、僧侶の読経や雅楽の奉納などが盛大に行われました。時代と共に、この祭りは地域の安寧を祈る現在のお祭りへと変わっていきました。
安政五年九月十三日 御霊祭市中渡御之図
昭和12年 例大祭の様子
宵宮
毎年10月12日の宵宮祭には夕方5時ごろから氏子の皆様がお参りにこられます。おハケ神事を拝殿前でお受けになり、神様にお供えしたお米を頂きます。20年前までは多数あった夜店も徐々に姿を消し、子ども達にとっては寂しいお祭りとなっていましたが、数年前より、まちづくり団体のならまち座、例大祭実行委員会の皆さんのご協力を得て福引抽選会や縁日、地域のお店の出店「ごりょーいち」を開催し、かつての賑わいを取り戻しつつあります。
本宮祭 神輿渡御
13日に執り行われる本宮祭の神輿渡御では神様が御神輿にお移りになられ、氏子域を神幸されます。かつては広範囲にわたる氏子域を1日かけて練り歩いておりましたが、人手不足等の問題で昭和40年代半ばには渡御を一時中止しておりました。しかしながら神輿渡御の復活の声が多数上がり、氏子域を内回りと外回りに分け、1年おきに回ることにより2年かけてすべての氏子域を巡る形で復活いたしました。
子供たちに地域の伝統や信仰に触れる機会を
50年前ほどまでは地域の小学校は午前中で授業が終わり、子供たちもお祭りに参加するのが恒例でしたが、時代と共になくなってしまいました。「現代の子ども達にも地域の伝統行事に触れる機会を」と、地元小学校のご協力により、氏子域を神輿とともに猿田彦や獅子、平安装束を纏った80名の渡御行列が校庭を一周する機会を設けていただいています。渡御行列一行が到着すると、お迎えするために校庭に出た子供たちの歓声とともに大賑わいとなります。
神社に戻られますと還幸祭を執り行い、つづいて獅子舞が奉納され賑やかな太鼓と笛の音が境内に響き渡ります。
舞楽奉納
花ごよみ
しだれ桜 4月中旬ごろ
八重桜 4月下旬ごろ
牡丹 芍薬 4月から5月初旬頃
紫陽花 6月上旬から下旬頃