御祭神御朱印『伊豫親王』のお知らせ


御祭神である八柱の神様の御朱印を、毎月1種類ずつ頒布しております。

当社にお祀りしている神々は、奈良時代から平安時代にかけて、政争や策略が渦巻く中で、思いがけない冤罪により非業の最期を遂げられた悲運の方々です。


10月 伊豫親王(いよしんのう)

伊豫親王は、奈良時代の終わりから平安時代のはじめにかけての皇族で、桓武天皇の皇子にあたります。父・桓武天皇の深い寵愛を受け、大同元年(806年)には中務卿大宰師に任じられました。

しかし翌年、無実でありながら「反逆の罪」を着せられ、母・藤原吉子とともに川原寺(弘福寺)に幽閉されます。母子は無実を訴えて断食を続けましたが、やがて毒を飲んで命を絶たれたと伝えられています。これを「伊予親王の変」と呼びます。

その後、親王の潔白は明らかとなり、淳和天皇の時代に名誉が回復されました。弘仁14年(823年)に母とともに復位され、さらに承和6年(839年)には一品が追贈されています。


4月 井上皇后 / 5月 他戸親王 / 6月 藤原広嗣

7月 早良親王 / 8月 藤原大夫人 / 9月 橘逸勢

10月 伊豫親王 / 11月 文屋宮田麻呂

【頒布期間】令和7年4月1日 (火)~ 11月30日(日)

※過去の月に頒布した御朱印もお受けいただけますのでご希望の方はお申し出ください。

ただし混雑時やご希望の数が多い場合は、郵送対応またはお時間をいただくことがございます。

【頒布方法】直書き/書置き対応

【初穂料】 各御朱印 500円

【特典の特別御朱印】『桓武天皇』

8種類すべての御朱印をお受けになった方には、「桓武天皇」の特別御朱印を授与いたします。※すべての御朱印をお受けの際に、お申し出ください。

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