御祭神御朱印『橘逸勢公』のお知らせ
御祭神である八柱の神様の御朱印を、毎月1種類ずつ頒布しております。
当社にお祀りしている神々は、奈良時代から平安時代にかけて、政争や策略が渦巻く中で、思いがけない冤罪により非業の最期を遂げられた悲運の方々です。
9月 橘逸勢(たちばなの はやなり)
平安時代の官人であり、嵯峨天皇・空海とともに「三筆」と称された名書家です。橘氏の出身で、橘入居の末子として生まれ、延暦23年(804年)には最澄や空海とともに遣唐使として唐に渡り、書や文化を学びました。
承和9年(842年)、承和の変に連座し、皇太子恒貞親王の東国への移送を画策し謀反を企てているとの疑いで逮捕されます。伊豆へ流される途中で病没しました。
その後、罪は許され、仁寿3年(853年)には従四位下が追贈されました。さらに貞観5年(863年)の御霊会において、非業の死を遂げた人物とともに祀られています。
当社でも橘逸勢公を御祭神の一柱としてお祀りしており、今日では「書道の神様」として信仰され、その御神徳を仰いでおります。
4月 井上皇后 / 5月 他戸親王 / 6月 藤原広嗣
7月 早良親王 / 8月 藤原大夫人 / 9月 橘逸勢
10月 伊豫親王 / 11月 文屋宮田麻呂
【頒布期間】令和7年4月1日 (火)~ 11月30日(日)
※過去の月に頒布した御朱印もお受けいただけますのでご希望の方はお申し出ください。
ただし混雑時やご希望の数が多い場合は、郵送対応またはお時間をいただくことがございます。
【頒布方法】直書き/書置き対応
【初穂料】 各御朱印 500円
【特典の特別御朱印】『桓武天皇』
8種類すべての御朱印をお受けになった方には、「桓武天皇」の特別御朱印を授与いたします。※すべての御朱印をお受けの際に、お申し出ください。
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