宝庫から見つかった奉納刀🗡️

この奉納刀は、天龍子藤原正隆という刀匠によって、弘化2年(1845年)に作られました。
全長は約165cmと大きなもので、刀身には「御霊社」と「武運長久」の文字と龍の彫刻の装飾が施されています。

天龍子藤原正隆は、大阪新々刀の代表鍛治「尾崎助隆」の孫として大阪に生まれ、天竜子と称した後に長門守を受領して京都に移住し、公家の千種有功卿の相手鍛治を務めた江戸後期の有名な刀匠で、この奉納刀も彼の熟練した技術と独自の美学が結集された作品となっています。

ご覧の通り、全体が錆びついた状態となっております。長い年月の経過により錆びが進み、本来の美しさ格式が損なわれてしまっています。
刀の修復には多額の費用がかかりますが、その価値と意義は大きいものと考えております。
本来の姿に戻して神社の宝として後世に引き継いでいきたいと考えております。
永く後世に継承されるよう何卒格別のご奉賛を賜りますようお願い申し上げます。

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御霊神社

ならまち 御 霊 神 社 第五十代 桓武天皇 勅願社

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